筋膜ストレッチ
身体が硬く疲れやすい
下半身のむくみが気になる
関節の可動域が狭くなってきたと感じる
軽く動かしたりしただけでも痛みが出てしまう
デスクワークなどで仕事中足を動かす量が少ない
仕事中常に歩き回っているので足が疲れている
スポーツをするとき、思うように身体を使えていない、パフォーマンスを上げたい
日常生活、スポーツをした際に怪我をしやすい、多いと感じる方
怪我の予防をしたい
運動が苦手で運動不足だが身体を良くしたい
身体がだるく、朝気持ちよく起きれない
身体がだるく夜眠れない
足回りがつりやすい
筋膜とその働きとは
筋膜は「第2の骨格」と呼ばれ、お身体全体を繋ぐ膜状の組織としてとても重要な役割を担います。最近ではこの筋膜にアプローチをかける施術が年々増えています。まず筋膜とは筋肉を覆う膜状の組織の事を言い、3種類に分けることができます。まず筋肉全体を覆っている最も外の層の「筋上膜」、いくつかの筋繊維を纏めてそれを覆っている「筋周膜」、さらに個別に筋繊維を覆っている「筋内膜」の3種類です。
筋膜の機能についてですが、筋膜はお身体全体を繋ぐ連続した組織であり、膜に形態と強度を与えるコラーゲン繊維と伸張性と形態記憶性を与える弾性繊維からなり、姿勢と運動をコントロールする役割を持ちます。
筋膜は神経・動脈・静脈・リンパ管のための通路をつくります。神経系・循環器系の通路であるとともに呼吸器系・消化器系とも関わりを持ち、お身体の機能に関わっています。ですので筋膜は新陳代謝の全過程においてとても重要な組織であります。
何故筋膜ストレッチが必要なのか
筋膜の中でも筋の伸張性に最も関わるのが、最も深層にある筋内膜だと言われています。筋膜の主要成分はコラーゲン繊維で、それ自体には伸張性はありませんが、網目状に配列する事によって伸張性を生み出します。
そしてコラーゲン分子同士が架橋(クロスブリッジ)と呼ばれる方法によって結合されます。コラーゲン分子の端に架橋が形成されるのが通常で、成長とともに増加し、ある程度の硬さにコラーゲン繊維か成熟されます。この架橋の事を「生理的架橋」と呼び、これが多い程伸張性が低下します。
これに対し老化によって生成されるものは「老化架橋」と呼ばれ、これは分子間にランダムで生成され、年齢を重ねると身体が硬くなる原因の1つだと言われています。また動かす量が減る事が、分子間にランダムに架橋が出来る要因と言われています。普段お身体を動かす事が余り出来ない方は、「老化架橋」の生成の予防に筋膜にアプローチを行う筋膜ストレッチを行うことをお勧めします。
筋膜が正常でないとどんな症状が起きるのか
筋膜にシワが寄ったり、癒着によって滑りが悪くなったり、コラーゲン繊維が硬くなる事によって、凝りや痛みの原因になると言われています。また筋膜は全身の筋肉を覆っているので、異常のある筋膜の位置とはまた別の場所に症状が出現する事があります。
筋膜の癒着やよれによって筋膜を通過する神経・動脈・静脈・リンパ管などの神経系・循環器系に圧迫などの負荷がかかる事になり、循環器障害が起こり、むくみが生じ、セルライトの形成を助長してしまいます。
むくみの原因としては動脈・静脈の循環器障害による血液循環不良によって起こる事は良く知られている事ですが、元を辿るとこのように筋膜の異常によって起こるケースもあるのです。
筋膜は新陳代謝の全過程に関わりを持つので、むくみで悩んでいる方やそれ以外の症状で代謝が落ちていると感じている方は、筋膜にアプローチをかける事で改善される可能性があります。
当院の筋膜ストレッチ(筋膜リリース)とは
当院の筋膜ストレッチは主に下半身の筋膜・筋肉に対してアプローチをかける施術方法になります。アプローチをかける筋肉は「ハムストリングス、ヒラメ筋、腓腹筋、足底筋、アキレス腱、大腿四頭筋、腸腰筋、腸脛靭帯、大殿筋、中殿筋、小殿筋、外旋六筋、半腱様筋、半膜様筋、外側広筋、内側広筋、広背筋、肋間筋」と様々な筋肉にアプローチをかける事が出来ます。
・腰痛、股関節痛、膝痛、でお悩みの方。
・冷え、むくみ、身体のだるさでお悩みの方。
・子供からシニアまでの運動パフォーマンスの向上をしたい方。
・デスクワーク、運動不足、シニアの方。
この様に幅広いニーズにお応え出来る施術法です。ご自身でするストレッチと違い腹式呼吸を用いて筋肉を最大限伸ばす様に工夫し、1人では伸ばしきれない所までしっかり伸ばす事が出来ます。
その施術をうけるとどうなるのか
筋膜を正常化する事によって、お身体の痛みやだるさを取り除く事は勿論、姿勢の維持や日常生活での負担軽減、スポーツや仕事でのパフォーマンス向上なども期待できます。
また関節の可動域を広げ、運動器の負担を軽減する事によって将来的な健康寿命の延伸を目的としています。
身体のむくみ、冷えで悩まされている方は筋膜・筋肉に対してアプローチをかける事によって筋膜の異常によって圧迫されていた動脈・静脈を圧迫された状態から解放する事で血液循環不良を改善し、体温の落ちていた末端まで血液がしっかり巡る事によってむくみ・冷えが取れスッキリとした足周りになります。
スポーツで上手く動作が出来ない方や怪我が多い方は、筋膜の伸張性を高める事によって今まで出来なかった動きがスムーズに出来る様になったり、無理していた動きが簡単に出来る様になり、怪我のリスクを減らす事が出来ます。
施術頻度は??
この施術は筋膜・筋肉に対してアプローチする施術なので筋膜、筋肉の柔軟性を向上させて、その状態を定着させていかなければなりません。筋膜・筋肉の硬さは、悪化させる要因がある状態を放置しておけば置くほど、増していきます。繰り返し繰り返し筋肉にアプローチをかけていく事によって、柔軟性が向上してそれが定着していきます。ですので施術頻度はできる限り間をあけずに受けていただくことをお勧めします。目安としては少なくても週2〜3回は受けて頂きたい施術法です。