血流改善｜わかば整骨院

当院では、特に足の浮腫み、冷え性、肥満などの症状が気になる方に血流改善を積極的におすすめしています。

足の浮腫みは、血液中の水分が滲み出て、血流が適切に循環しないことが原因です。冷え性は、血液の循環が不順になることで体温の調節が難しくなる現象です。

また、肥満は血液が酸素を運搬する役割を果たすため、血液の流れが滞ると酸素が体内に適切に供給されず、代謝が低下する可能性があります。

現在の状態を改善し、より健康的な生活を送るために、当院では血流改善をおすすめしています。

血流改善を怠ると、以下のような症状が発生しやすくなります。

まず、肩こり、腰痛、関節炎がその典型です。血流の滞りにより、体内に疲労物質がたまり、特定の部位で炎症が起こったり、筋肉が過度に緊張したりして、痛みが生じやすくなります。

また、血行不良による冷え性も起こりやすくなります。血液は体温調節にも関与しており、循環が悪化すると体の末端、特に手足が冷えやすくなります。静脈と動脈の血流が滞ることで静脈うっ血などが起こり、全身の冷えによる不快症状や神経症状も表れることがあります。

さらに、血行不良は足の浮腫みの原因ともなります。長時間の座り仕事や、海外旅行などで長時間飛行機に乗って足を動かさないでいると、足がパンパンにむくんで靴が履けなくなってしまうことがありますが、これは血液の流れが悪くなって血液中の水分が周囲に滲みだし、組織の間などに溜まるためです。

血流改善の方法として、以下のポイントが挙げられます。

1.筋肉にかかる負担による症状に対しては、病院等では筋弛緩薬を処方されることが多いです。整骨院では指圧や電気療法などを用いて筋肉をほぐし、血液の流れを促進します。

2.冷えによる症状は、夏場だとエアコンにあたることが多かったり冷たいものを口にする機会が増えるので、できる限り体を冷やさないようにすることが大切です。体温を保つためにお風呂にゆっくり浸かり、体の芯まで温めることで血行促進が見込まれます。

浮腫による症状は、長時間同じ姿勢を続けたりすることで下腿に血液が滞り水分が周囲に滲みだすため、これを解消するために、マッサージや足の高さを調整して心臓に戻りやすくするよう誘導します。

これらの改善方法は、一度行っただけでは効果が持続しづらいため、定期的に継続して行うことをおすすめします。

当院では、血流改善に対して以下の施術を提供しています。

【全調整鍼】
自律神経の乱れが血流の悪化に繋がることがあります。交感神経が過剰に働くと血流が滞りがちですが、自律神経を整える施術を行い、血流改善を促進します。

【筋膜ストレッチ】
筋肉の柔軟性が血管の通り道に影響を与えます。筋膜は血管を包み込んでいますが、筋膜をほぐすことで血液の流れをスムーズにします。

【足の極み】
扁平足の場合、足底のアーチが不足し、足への負担が増加します。ふくらはぎの筋肉は血流の循環に重要な役割を果たしており、ふくらはぎの筋肉を柔軟にすることで血流が改善します。

【ハイパーナイフ】
電気治療を行いながら、専用のクリームを使用して筋肉をほぐす施術を提供します。これにより筋肉の緊張が緩み、血流改善が期待できます。

当院の施術によって、次のような変化を期待できます。

【全調整鍼】
律神経が整うため、身体が軽く感じられるようになります。また、自律神経が乱れると睡眠の質が落ちてしまいますが、自律神経を調整することによって質の高い睡眠が期待できます。施術後はぐっすりと眠ることができるでしょう。

【筋膜ストレッチ】
施術前と比べて体の可動域が広がり、血流の流れを実感しやすくなります。筋膜の柔軟性が向上します。

【足の極み】
足底の3点でしっかり立っていると感じられるようになります。また、ふくらはぎの筋肉の硬さが軽減され、足首を動かしやすくなります。ふくらはぎの筋肉が柔らかくなり、血液の循環も促進されます。

【ハイパーナイフ】
施術中から温かさを感じ、血流の流れを実感することができます。

血行不良の症状軽減に必要な施術頻度としては、症状の辛さにもよりますが、1週間に2~3回ほど施術を受けていただくと施術の効果をよく実感していただけると思います。

人間の細胞や筋肉の状態が良い状態に変化し始めるのは3か月からだと言われています。痛みを軽減させるだけなら3か月ほどで十分なのですが、血行不良の症状が軽減して3か月ほどで施術を中断してしまうと、脳が正しい体の状態を記憶していないため段々とまた戻ってしまいます。

一般的には、人間の脳がその良い体の状態を記憶するのには半年くらいかかると言われており、再発予防のために半年を目安に施術を継続していただきたいです。