骨盤の歪み｜わかば整骨院

骨盤が歪むと体を支える筋肉が弱まり、肩や腰の筋肉に負担がかかるため、肩こりや腰痛などの症状が現れます。また、骨盤が歪むとリンパの流れが滞り、むくみやすくなったり、冷え症になったりすることがあります。女性の場合、子宮への血流の低下を招くこともあり、生理痛や生理不順を引き起こすことがあります。

また、骨盤の歪みによって体のバランスが崩れてしまい、体型や姿勢が崩れるデメリットもあります。筋肉のバランスのつき方にも影響が出やすく、左右のどちらかに脂肪や筋肉がついてしまい、身体のバランスが悪くなることがあります。

骨盤の歪みは、体全体のバランスに影響を及ぼし、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。代表的なものとして、腰痛や肩こり、頭痛、股関節や膝の痛みが挙げられます。また、血行不良によりむくみや冷え性が生じやすくなるほか、内臓の位置がずれることで消化不良や便秘、生理不順といった不調が現れることがあります。

さらに、姿勢が悪くなることで疲れやすくなり、集中力の低下や体のだるさを感じることがあります。これらの症状は骨盤の歪みが原因と気づきにくい場合も多いため、定期的なストレッチや整体などで骨盤のバランスを整えることが重要です。

骨盤の歪みの原因は、日常生活の習慣や環境に密接に関連しています。主な原因の一つは、悪い姿勢や偏った体の使い方です。例えば、足を組む、片足重心で立つ、猫背や前かがみの姿勢が続くと、骨盤のバランスが崩れやすくなります。また、長時間のデスクワークや運動不足も筋力の低下を招き、骨盤を正しく支えられなくなる要因です。さらに、妊娠・出産時には骨盤が広がりやすく、正しくケアしないと歪みが残る場合があります。

これ以外にも、運動時の衝撃や事故による外傷、片側だけで荷物を持つ癖、靴の不適合なども歪みを引き起こすことがあります。骨盤の歪みを予防するには、正しい姿勢やバランスの取れた生活を心がけることが重要です。

骨盤の歪みを放置すると、以下のような症状が起こる危険性が高まります。

①姿勢が悪くなり、筋肉に負担がかかる。
骨盤の歪みが悪化すると、左右にかかる体重に差が生まれ、筋肉の使い方にも差が出てしまいます。その結果、バランスが崩れ、筋肉に負担がかかり、腰痛や膝痛の原因となることがあります。

②内臓が圧迫され、血行が悪くなる。
骨盤の位置ズレが起きると、姿勢が悪くなり、猫背になってしまいます。骨盤が開いたり、周辺の内臓を支える筋肉が弱ったりすると、内臓が下がり、圧迫されることによって血行が悪くなり、さまざまな不調が起こることがあります。

③血行が悪くなり、むくみや怠さなどの不調につながる。
内臓が圧迫され、姿勢が悪くなると、血行や代謝が悪くなります。その結果、血行不良による冷え性、怠さ、疲れ、むくみ、そして代謝の低下による肥満などの不調が引き起こされることがあります。

当院が骨盤の歪みを軽減するためにオススメする施術は、スタンダード矯正です。

施術前に、患者様の身体の歪みを触診と、自分自身で確認していただくため、カメラで写真を撮影します。そこから、患者様それぞれの歪みや筋肉のねじれに合わせて、全身の矯正施術を行います。

細かく分類すると、下半身、上半身、骨盤、背骨、頸椎の5つに分けられます。中でも、最も歪みが大きいのが骨盤ですが、ここが身体の土台となる部分ですので、しっかりと見ていきます。人によって日常生活での負担のかかり方は様々ですが、歪みが大きければ大きいほど筋肉が硬くなり、柔軟性に欠け、骨の歪みが大きくなります。

スタンダード矯正をはじめ、当院で行っている骨格矯正施術の効果は約72時間（3日）と言われています。施術を受けた際は、スッキリ感や身体が軽くなり、姿勢が良くなったと一度で実感していただける方が多いです。しかし、これは一時的なものであるため、痛みの軽減には3か月、歪みの軽減には6か月、安定感には9か月、定着やメンテナンスには12か月がかかることがあります。

1日や2日でできた歪みではないため、回数を重ねて身体に正しい状態を覚えさせる必要があります。ひとりひとりによって歪み方や身体の悩みは異なりますので、些細なお悩みがあれば、当院のスタッフまでお尋ねください。