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ストレートネックについて

ストレートネックとは?

まっすぐな首ということです。

ストレートネックの根本原因は?

ストレートネックは頸部の形状が戻らない可能性があります。(中には正常に戻る方もいらっしゃるようです。)
ただし、痛みや不調に関わる機能は軽減が期待できます。
ストレートネックと診断された方には、痛みがある方とない方がいらっしゃいます。
痛みがある方とない方の違いは、首の機能が正常かどうかにあります。
機能が正常でない方の特徴として、頸部屈筋群の深層の筋肉が弱っていることが挙げられます。
「体感のインナーマッスル」という言葉はよく耳にするかと思いますが、首にもインナーマッスルが存在します。
首のインナーマッスルである「頚長筋」や「頭長筋」を使い、「胸鎖乳突筋」や「後頭下筋」に負担をかけないようにすることが大切です。
インナーマッスルが弱いと、スマホを見ているときに下向きの姿勢になってしまうことがあります。
それがストレートネックの根本的な原因と考えられます。

こんなお悩みはありませんか?

ストレートネック_イメージ1

首を前後左右に動かすと、動かしづらさや痛みがある
首のコリ、肩こり
頭痛や頭重感
手や腕の痛み・痺れ
めまい・吐き気

首を前後左右に動かすと動かしづらさや痛みがある場合、正常な首の状態であれば、首を動かしても動かしづらさや痛みが出ることはありません。首のインナーマッスルが弱くなると、約8キロある頭を支えることが辛くなり、その支える筋肉である僧帽筋が負担を強いられます。僧帽筋は首から肩にかけての筋肉で、その負担が首のコリや肩こりの原因になります。さらに、首のコリや肩こりが進行すると、筋肉が硬くなり血管が圧迫されることがあります。この血流の悪化により、血液が酸素を運ぶ役割を果たせなくなり、酸素が脳に届かなくなってしまいます。結果的に、酸欠状態が引き起こされ、頭痛や頭重感が生じることがあります。また、脳脊髄液が脳を圧迫することでも頭痛や頭重感を引き起こすことがあります。首の状態が悪化すると、手や腕に痛みや痺れを感じることもあります。さらに、めまいや吐き気が起こることもあります。

ストレートネックに対する当院の考え

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ストレートネックに対する当院の考えとして、通常、首の骨は綺麗なS字を描くような形状をしていますが、ストレートネックは首の骨がまっすぐになってしまう状態です。まっすぐになる原因として、仕事でのパソコン作業で下を向く機会が多いことや、プライベートでのスマートフォン操作時に顔より上にスマートフォンを上げて使う人が少ないことが挙げられます。ほとんどの方は下を向いて操作しており、そのことが首に負担をかけ、悪い姿勢を引き起こし、体調不良の引き金となることがあります。姿勢が悪くなることで、見た目に影響を与えたり、肩こりや頭痛が起こりやすくなることもあります。日常生活の些細な姿勢に気を付けることが、健康的な日々を送るために重要です。

ストレートネックはなぜ起こるのか?

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ストレートネックが起こる要因として、いくつかのことが考えられます。まず一つ目は、長時間のパソコンやスマートフォンの使用です。どうしても下を向く姿勢が多くなり、そのことが首への負担を大きくし、ストレートネックになりやすくなります。二つ目は、猫背などの悪い姿勢です。見た目の問題もありますが、背中が丸くなり、肩が内巻きになってしまうことにより、身体のバランスが崩れ、頭が前に出てしまい、結果的に首がまっすぐになってしまいます。三つ目は、骨盤の歪みです。普段の座っている姿勢や立ち方が原因となり、骨盤が歪んでしまうことがあります。骨盤は身体の土台となるため、最も重要な役割を果たしており、これが歪むことがストレートネックにも関係してきます。

ストレートネックを放っておくとどうなるのか?

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ストレートネックを放置してしまうと、身体にさまざまな不調を引き起こす可能性があります。例えば、首や肩が凝りやすくなります。ストレートネックが発生すると、筋肉が伸ばされ続けることにより、筋肉が硬くなり、疲れやすく感じたり、カチカチに硬くなります。硬くなった筋肉は血行不良を引き起こしやすく、血液循環が滞るため、めまいや頭痛を感じる方もいらっしゃいます。この状態が悪化すると、痺れが現れることもあります。首の骨は頸椎と呼ばれ、頸椎から出ている神経は脳に近いため、身体や手の神経を司っています。頸椎の神経が筋肉によって圧迫されると、仕事や学校だけでなく、日常生活にも大きな支障を与えることがあります。

ストレートネックに効果的な当院の施術メニューは?

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ストレートネックに対して効果が期待できるメニューは、ドライヘッド矯正(頭蓋骨矯正)です。この施術は、根本的に頚椎にアーチを作ることを目的としています。ストレートネックは頭部が前方に突出し、頸椎が真っ直ぐになってしまいます。そこで、頭部の位置を後方に固定し、頚椎を前方アーチに変えることで、正しい頚椎の形に固定します。また、別のメニューでは、ストレートネックと同時に上半身の猫背を軽減する施術もあります。それは、猫背軽減施術です。頚椎と同時に胸椎にもアプローチをかけ、上半身の骨にストレスをかけている筋肉に対してストレッチを行うことで、根本的に骨の位置が整うことが期待できます。

その施術を受けるとどう楽になるの?

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この施術を受けることにより、根本的に軽減されて楽になることが可能です。ストレートネックが軽減されると、頚部や肩部の筋肉のストレスがなくなり、血管や神経に余裕をもたらすことができます。ストレートネックが強いと、それに伴い筋肉が伸ばされ緊張して痛みが発生しますが、この施術を受けることにより、根本的な軽減が期待できます。また、ストレートネックは頚や肩だけでなく、同時に背中のハリが出てしまうことが多いため、上半身全体を軽減できる猫背軽減施術は、上半身全体の筋肉のストレスを軽減させ、楽なお身体を作ることが可能です。

ストレートネックを軽減するために必要な施術頻度は?

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ストレートネックはすぐに発症するものではありません。長年の蓄積により、形が形成されたものです。ですので、施術には回数や期間を設ける必要があります。骨格の細胞は90日周期で変化し、アプローチされるため、最低でも3ヶ月、骨の正しい形成には6ヶ月以上が必要です。回数のアプローチはお身体の戻りを考慮した上で、週2回の施術が理想的です。