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こんなお悩みはありませんか?

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痛みの持続
野球肩や野球肘の最大の悩みは、投球後に感じる痛みや違和感が長期間続くことです。これによりパフォーマンスが低下したり、次の試合に出られなくなることがあります。

再発の恐れ
一度怪我をした部位は再発しやすいことが多いです。施術後も完全に回復したか不安になり、再発を恐れる気持ちが常に付きまといます。

投球フォームの崩れ
肩や肘に痛みを感じると無意識のうちにフォームが崩れることがあります。これが怪我を悪化させたり、パフォーマンスに影響を与えることもあります。

トレーニング制限
野球肩や野球肘を軽減するためには、特定のトレーニングを避けたり制限しなければならないことがあります。これが長期間続くとフィジカル面で不安を感じることがあります。

精神的なストレス
怪我により試合に出られない、またはプレーの質が低下することで精神的なストレスや不安が増すことがあります。特に将来に対する不安が大きくなることがあります。

野球肩や野球肘に関する悩みは多くの選手が経験するもので、代表的な五つの悩みがあり、これらは早期に施術を行い適切なリハビリを続けることで軽減が期待できますが、無理をせず体を労わることが大切です。

野球肩・野球肘について知っておくべきこと

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野球肩・野球肘は、投球動作の繰り返しにより肩や肘に負担がかかることで起こる障害です。主な原因はオーバーユース(使いすぎ)とされており、炎症や軟骨・靭帯の損傷につながることがあります。予防と対策としては、適切なウォームアップ・クールダウン、肩や肘のストレッチ、体幹強化が重要です。また、投球数の管理や正しいフォームの習得も効果が期待できるとされています。痛みを感じた際は無理をせず、アイシングや休養を取ることが大切です。

施術法としては、軽度であればリハビリやストレッチにより軽減が期待できますが、重症化した場合は手術が必要になることもあります。早期の発見と対応が重要で、定期的にメンテナンスを行い身体を良い状態に保つことがおすすめです。

症状の現れ方は?

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野球肩の症状の現れ方として一般的なものは、腕を上げるときの痛み、投球時または投球後の肩の痛み、関節可動域の制限が出ること、力が入りにくく全力投球ができない状態、球速が下がること、遠投で遠くにボールを投げられなくなることなどが挙げられます。
野球肘においても、投球時に肘が痛む、投球直後に痛みが出るがその後引く状態がある、痛みがあり肘をスムーズに動かせない、投球数が多い日に痛みが出るまたは強くなる、投球時や投球直後以外の時間帯も痛みが続く、全力で投げているにも関わらず球威が落ちるなどの症状が挙げられます。
どちらにも共通するのは、野球を行う中での投球動作の負荷が症状を誘発しやすい点です。

その他の原因は?

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野球肩の主な原因として挙げられる多くのケースは、肩の使いすぎによるもの(オーバーユース)とされています。投球動作の繰り返しにより肩関節に過剰なストレスがかかることで、炎症や損傷が起こります。投球時の痛みが中心ですが、悪化すると日常生活で肩を動かすだけでも痛みが生じることがあります。
オーバーユースや不備のあるフォームで肩関節に過度の負担をかけ続けると、肩周りのインナーマッスルである腱板や関節唇と呼ばれる軟骨に炎症や損傷が生じ、痛みにつながる場合があります。

野球肘の原因も同様で、主にオーバーユースによるもので肘に反復して過度な負担がかかることが発症につながるとされています。野球の投球動作は腕を大きく振りかぶった状態から肘の機能を使って力いっぱい投げ下ろすため、肘への負担が大きくかかる動作です。この動作を繰り返すことで肘の靭帯や軟骨に負担が蓄積されやすいと考えられます。

野球肩・野球肘を放置するとどうなる?

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野球肩・野球肘を放置すると、日常生活に影響が出る場合があります。また、肘周りの靭帯断裂や離断性骨軟骨炎の恐れもあります。さらに放置が続くと、長期離脱や指先のしびれ、関節ネズミにつながる恐れがあり、症状が重い場合は手術の対象となる可能性もあるため、早めの対応がおすすめです。また、以下のような状態があらわれてきます。

1.慢性的な痛み
 痛みが続くことで投球や練習が難しくなり、パフォーマンスの低下やプレーへの制限が生じます。

2.関節の変形や機能障害
 長期間放置した場合、関節の構造に影響が出て変形や可動域の制限があらわれることがあります。

当院の施術方法について

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何度も同じ動きを繰り返すことで痛みが出た野球肩・野球肘には炎症が起きている場合があり、その際はまずアイシングを行います。アイシングにより痛みの軽減が期待できます。炎症を抑えた上で筋肉の回復力を高めるために電気療法を行います。低周波を使用することで自己再生機能を高め、回復を促すことが期待できます。

電気療法が苦手な方には鍼施術を行います。鍼には鎮痛作用や弛緩作用があるとされており、硬くなった筋肉をやわらげることが期待できます。週二〜三回を三か月ほど継続することで、現在の痛みの軽減が期待できます。さらに毎日通院できる場合は、より早い軽減につながる可能性があるため、回数を多く通っていただくことをおすすめしています。

軽減していく上でのポイント

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野球肩・野球肘を軽減していくポイントとして、一番大切なのは使いすぎによって痛みが出ているため安静にすることです。肩や肘を酷使しない動きを行い、その周りの筋骨格を正しく使えるようになると、関節の痛みの軽減につながることが期待できます。

施術を行う回数としては、できる限り毎日来ていただき、繰り返し施術を行うことで軽減が見込まれます。施術も練習と同じように継続することで変化があらわれてきます。またセルフケアとして、自宅でのアイシングを行ったり、サポーターやテーピングを使用し負荷がかかりにくい状態をつくることも大切です。