肋間神経痛
こんなお悩みはありませんか?

深呼吸や咳、くしゃみをしたときに、胸や脇腹、背中にズキッとした鋭い痛みが走ることがある
体をひねったり、寝返りを打つと肋骨のあたりにピリッとした痛みを感じる
安静にしていても突然チクチク、ピリピリとした痛みが出ることがある
湿布や痛み止めを使ってもなかなか軽減しない
病院で検査を受けても「異常なし」と言われたが、痛みが続いている
長時間のデスクワークやスマートフォン操作の後に、痛みが強くなる
夜に痛みで目が覚めたり、寝づらくなっている
心臓や肺の病気ではないかと、不安になることがある
このようなお悩みがある方は、肋間神経痛の可能性があります。肋間神経痛は、肋骨に沿って走る神経が筋肉の緊張や姿勢の歪み、日常生活の負担などによって圧迫・刺激されることで起こる痛みです。原因がレントゲンやMRIにうつりにくいため、「異常なし」と言われてしまうケースも少なくありません。しかし、痛みを我慢し続けることで日常生活の質が下がったり、無意識に動きをかばって別の部位に負担がかかることもあります。早めに体の状態を整えることが大切です。
肋間神経痛について知っておくべきこと

肋間神経痛とは、肋骨と肋骨の間を走る肋間神経が何らかの刺激を受けることで生じる、神経性の痛みです。
特徴として、筋肉痛のような鈍い痛みではなく、電気が走るような鋭い痛みや、チクチク、ピリピリとした独特の感覚が現れやすい点が挙げられます。
多くの場合、原因は骨や内臓そのものの異常ではなく、姿勢の乱れや体の使い方の癖、筋膜や深層筋の緊張などによって、神経の通り道が狭くなることにあります。
例えば、猫背姿勢が続くと肋骨が前方に引き出され、背中側では神経が通るスペースが圧迫されやすくなります。
さらに、呼吸が浅くなることで肋骨の動きが低下し、神経への負担が慢性的にかかる状態になりやすいです。
その結果、動いたときだけでなく、安静時にも違和感や痛みを感じる場合があります。
肋間神経痛は単なる神経だけの問題ではなく、姿勢、呼吸、筋肉のバランスが複合的に関係して現れる、体からのサインの一つと考えられます。
症状の現れ方は?

肋間神経痛の症状の現れ方として、まず痛みの性質が挙げられます。
ピリッとした痛みや、ズキッとする鋭い痛み、ビリッとした感覚など、神経痛特有の鋭さを伴うことが多いです。
焼けるような痛みや刺すような痛みを感じる場合もあり、鈍痛よりもはっきりとした痛みとして自覚されやすい傾向があります。
痛む場所は、肋骨に沿って帯状に現れることが多く、背中から脇腹、胸の前側へと一直線に広がる場合もあります。
多くの場合、左右どちらか一方のみに症状が出ることが特徴です。
痛みが出やすい動作としては、深呼吸、咳、くしゃみ、体をひねる動作、前かがみになる動作、寝返り、腕を上げる動作などが挙げられます。
また、ある日突然痛みが出たり、数分おきなど不規則に痛みが現れたりすることもあります。
その他の原因は?

肋間神経痛は、肋骨に沿って走る神経が何らかの理由で刺激を受けたり、負担がかかったりすることで生じる痛みです。
原因はいくつか考えられますが、比較的多いものとして、姿勢の乱れや重い物を持つ動作などによって体に無理な力が加わることが挙げられます。
また、長時間同じ姿勢で過ごすことや、運動不足によって筋肉が硬くなることも関係すると考えられます。
そのほか、ストレスによる体の緊張や、風邪、帯状疱疹などの疾患がきっかけとなる場合もあります。
神経が圧迫されることで、チクチクとした痛みやズキッとした痛みが現れやすくなる点が特徴です。
肋間神経痛を放置するとどうなる?

肋間神経痛を放置すると、痛みが続いたり、強くなったりする可能性があります。
痛みによって睡眠が妨げられ、日常生活の動作が制限される場合も少なくありません。
また、痛みの原因が肺炎や帯状疱疹、胸膜炎など別の疾患であった場合、対応が遅れることで症状が重くなる可能性も考えられます。
自己判断で対処せず、痛みが長く続く場合や、発熱、発疹、呼吸のしづらさ、胸の違和感などを伴う場合には、早めに医療機関を受診することが大切です。
適切な診断を受けることで、多くの場合、痛みの軽減が期待できます。
医師の指示に従い、安静や鎮痛薬の使用、原因に応じた対応を行うことが基本となります。
必要に応じて、ストレッチや呼吸法の指導を受けることも一つの方法です。
当院の施術方法について

肋間神経痛に対する当院の施術では、まずカウンセリングと動作検査を行い、痛みの出る部位や原因を丁寧に確認します。
筋膜リリースやトリガーポイントへのアプローチ、関節のバランスを整える徒手による施術を組み合わせ、肋骨周囲の筋肉の緊張をやわらげていきます。
また、呼吸に関わる胸郭の柔軟性を高めるためのストレッチ指導や、姿勢に関するアドバイスも行います。
痛みが強い部位に対しては、状態に応じて温熱や冷却を取り入れ、炎症や痛みの波が落ち着くよう調整します。
神経痛の特徴を考慮し、無理な動きを避けながら、日常動作を安全な範囲で確認していきます。
必要に応じて鍼施術の要素を取り入れる場合もあり、お一人おひとりに合わせた施術計画を立てます。
施術は安全性を最優先に考え、刺激量を段階的に調整して行います。
施術後にはセルフケアの方法をお伝えし、再発予防をサポートします。
軽減していく上でのポイント

肋間神経痛の軽減を目指すためには、痛みの原因や程度を把握し、無理をしないことが基本です。
適切な安静を保ち、胸郭の過度な動きを控えつつ、呼吸のリズムを整えることで、症状の緩和が期待できます。
炎症が疑われる場合には、医療機関で診断を受け、医師の指示に基づいた対応を続けることが大切です。
姿勢の見直しや筋肉の緊張を和らげるケア、無理のないストレッチによって、胸郭の動かしやすさを高めることも役立ちます。
痛みの強さに波がある場合は、無理をせず、痛みが出やすい動作を避けながら日常生活を調整しましょう。
睡眠環境を整え、就寝中の姿勢にも注意することが重要です。
再発を防ぐためには、体幹の安定性を高める意識や、日常的なストレス管理もポイントとなります。
必要に応じて専門家の助言を受けながら、ご自身に合ったケア方法を取り入れていくことが大切です。
監修
わかば整骨院 院長
資格:鍼師、灸師
出身地:東京都足立区
趣味・特技:サッカーコーチ、ドライブ、服







