坐骨神経痛の改善報告
坐骨神経痛の改善報告
患者様の年代
20代
患者様の性別
男性
ご職業・生活スタイル
デスクワーク、長時間座ることが多く立つことが少ない
症状の発生時期・きっかけ
約1か月前から、右のお尻から脚の後ろにかけて、痛みとしびれが出始めました。
長時間座っているときや、朝起き上がる動作、靴下を履く際など、前かがみになる動作で痛みが強くなる傾向があります。
特に、仕事中に同じ姿勢が続くと症状が強くなり、最近では歩行時にも脚のしびれが気になるようになってきています。
安静にしている状態でも違和感が残り、日常生活に支障が出ている状況です。
日常で何ができなくて困っていたか?
座っていると、お尻から足にかけて強いしびれと痛みが出てしまい、仕事中のデスクワークに集中できない状態でした。
靴下を履く動作や前かがみの姿勢がつらく、長時間歩いたり立っていたりすると、症状がさらに強くなる傾向がありました。
夜間も痛みによって目が覚めてしまうことがあり、日常生活全体に支障をきたして困っている状況でした。
どのような施術を行ったか?
まず、カウンセリングと動作検査により、痛みが出やすい姿勢を確認しました。
その結果、坐骨神経への負担は、骨盤の歪みや臀部の筋緊張が関与している可能性があると考えました。
施術では、お尻(梨状筋・中殿筋)や太ももの裏(ハムストリングス)を中心に、指圧で筋緊張を緩めました。
あわせて、腰椎周囲の筋肉にもアプローチしました。
また、骨盤矯正を行い、左右差を整えることで、神経への負担が軽減されるよう調整しました。
電気施術(ハイボルテージ)も併用し、痛みやしびれの軽減が期待できるよう対応しました。
最後に、自宅で行える簡単なストレッチの指導も行い、再発しにくい身体づくりをサポートしています。
施術のポイント・解説
坐骨神経痛の多くは、腰椎だけでなく、骨盤の歪みや臀部の筋肉が硬くなることで神経が圧迫され、痛みやしびれが出る場合があります。
そのため、症状が出ている部位のみを施術するのではなく、原因となっている骨盤と周囲の筋肉のバランスを整えることが大切です。
今回は、梨状筋の緊張が強く、神経の通り道が狭くなっている状態が考えられたため、筋肉を緩めながら骨盤の位置を整えることを重視しました。
さらに、ハイボルテージを使用して炎症の軽減を図り、早期の症状軽減が期待できる施術計画を立てています。
通院頻度・期間の目安
週1〜2回のペースで、合計6〜8回を目安に通院したいと考えています。
早期に症状の軽減を図り、普段通りに歩いたり、座ったりできる状態を目指しています。
その時々の状態に合わせて施術内容を調整しながら、無理のない範囲で進めていきたいと考えています。
施術後の変化・現在の状態
施術を受けるたびに、お尻から脚にかけての痛みやしびれが軽減し、歩行時や立ち上がる際のつらさが和らいできています。まだ長時間座っていると違和感はありますが、来院前と比べて動きやすくなり、日常生活が少しずつ楽に感じられるようになっています。今後も症状の軽減を目指していきます。
患者様からの喜びの声
「最初は歩くのもつらかったのですが、こちらに通うようになってから痛みが徐々に軽減してきて、本当に助かっています。丁寧に説明していただけるので、安心してお任せできます。自宅でできるストレッチも続けてみます。引き続きよろしくお願いします。」と喜んでいただけました。
担当者からの結び・アドバイス
坐骨神経痛は、無理な姿勢や筋肉の硬さが影響し、再発しやすい症状です。痛みが軽減してきた後も、良い状態を維持するためには継続的なケアが大切です。特に、長時間同じ姿勢で座り続けることを避け、こまめに立ち上がったり、軽いストレッチを行ったりすることで、神経への負担を軽減しやすくなります。今後もしっかりとサポートしていきますので、一緒に再発しにくい身体づくりを目指していきましょう。







