悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

外反母趾イメージ

足の親指の痛みや炎症が日常生活に支障をきたす
足に合う靴が見つからず、靴選びに苦労する
見た目が気になり、足を出すことに抵抗がある
長時間歩いたり立っていると痛みが増す
痛みが進行すると運動や歩行が困難になる
手術の必要性があるかどうかの不安がある
進行を防ぐためのケアや治療方法に悩む

上記に記載したことが一つ以上当てはまると外反母趾の可能性が大いにあります。
皆さんは、どうですか?

外反母趾で知っておくべきこと

外反母趾イメージ2

外反母趾は、母趾の内側にある関節が突き出し始め、母趾が人差し指側に「くの字」に曲がっていく状態のことを指します。遺伝や生まれつきの要因もありますが、ほとんどの場合、足先が細い靴やハイヒールなどで圧迫されることが外反母趾の原因となりやすいです。

この症状は、日常生活での負担の蓄積が変形に繋がり、痛みとして表れることがあります。変形が進行すると手術が必要になる場合もありますが、症状が軽い場合は、ご自身で筋肉をほぐしたり、ストレッチをしたり、テーピングやサポーターなどを使用してケアを行うことで、症状の軽減が期待できます。

もしお悩みがございましたら、当院のスタッフにお気軽にご相談ください。

症状の現れ方は?

外反母趾の症状は個人によって異なりますが、一般的には以下のような形で表れます。

まず、最も初期の症状として、母趾の内側にある関節が突出し始めることがあります。この変形は、靴を履いたときに目立ち、特に狭い靴やヒールを履くと痛みを感じることが多いです。

次に、母趾の関節周辺に痛みや腫れが生じることがあります。特に、長時間の立ち仕事や歩行後に痛みが強くなることが多いです。この痛みは、関節の炎症や靭帯の緊張によるもので、日常生活に支障をきたすことがあります。

また、外反母趾が進行すると、他の指にも影響が及ぶことがあります。例えば、隣の指が圧迫されて変形し、ハンマートゥと呼ばれる状態になることがあります。この場合、指の関節が曲がり、靴に当たって痛みを引き起こすことがあります。

さらに、歩行時のバランスが崩れることもあります。母趾が正常な位置からずれることで、足全体のアーチが影響を受け、歩行時に不安定感を感じることがあります。

最後に、外反母趾の進行に伴い、靴の選択肢が限られ、快適な靴を見つけることが難しくなることもあります。

その他の原因は?

外反母趾イメージ4

外反母趾の原因は多岐にわたりますが、以下のような要因が考えられます。

1.遺伝的要因
外反母趾は家族に見られることが多く、遺伝的な要因が関与しているとされています。足の形状や関節の柔軟性が遺伝することで、外反母趾の発症に影響を与えることがあります。

2.靴の選択
不適切な靴の着用は、外反母趾の主要な原因の一つです。特に、狭い先端や高いヒールの靴は母趾に過度の圧力をかけ、変形を引き起こすことがあります。

3.足の構造
足のアーチが低いフラットフィートや、逆にアーチが高すぎるハイアーチなど、足の構造的な問題も外反母趾の原因となります。これにより、足のバランスが崩れ、母趾に負担がかかります。

4.加齢
年齢を重ねるにつれて靭帯や筋肉が弱くなり、関節の柔軟性が低下します。これにより、外反母趾が進行しやすくなります。

5.ホルモンの影響
特に女性は妊娠や更年期におけるホルモンの変化が靭帯の柔軟性に影響を与え、外反母趾のリスクが高まることがあります。

6.スポーツや活動
特定のスポーツや活動(例えば、バレエやランニング)では足にかかる負担が大きく、外反母趾を引き起こす要因となることがあります。

外反母趾を放置するとどうなる?

外反母趾イメージ5

外反母趾は絶対に放置してはいけない症状です。

外反母趾の角度がかなりきつくても「痛みが出ない」方もいますが、外反母趾によって足のバランスが不安定になり、足の裏に痛みが生じることがあります。これは、外反母趾が原因で起こる足底筋膜炎の可能性があります。また、膝や腰の痛み、足の付け根部分が痛くなる中足骨骨頭痛といった症状が発生しやすくなることもあります。

さらに、ひどい場合には親指が第2趾や第3趾の下に入り込み、これらの指が持ち上げられると同時に、付け根の関節が背側に脱臼してしまうこともあります。外反母趾は、いつ痛みが出てもおかしくない状態であることは間違いありません。

当院の施術方法について

外反母趾イメージ6

当院での外反母趾に対する施術方法は、まず手技による足の筋肉の過緊張を緩和し、痛みの軽減を図ります。

【足の極み】
また、外反母趾は足の裏にある「足底筋膜」と呼ばれる扇状に広がる強い膜が関係しています。この膜は足の裏のアーチを作っていますが、横のアーチが弱いタイプを「開張足」、縦のアーチが弱いタイプを「扁平足」と呼ばれます。この2つのタイプの症状が強い方は足の親指の付け根に強い捻れの力がかかりやすく、外反母趾になりやすい可能性があります。そのため、当院では弱ったアーチをサポートするアプローチとして『足の極み』というメニューを推奨しています。

改善していく上でのポイント

外反母趾イメージ7

外反母趾を軽減していくためのポイントとしては、定期的な施術を行い、筋肉の過緊張の緩和や、開張足・扁平足による横アーチ・縦アーチの低下に対するアプローチが非常に大切です。ですが、それ以外にもセルフトレーニングが重要です。

トレーニングの例としては、タオルを床に置き、足の指の力で自分の方にタオルを引っ張り、足の裏の筋力を鍛える「タオルギャザートレーニング」や、ゴムを両足の親指にかけ、外側に引っ張りながら親指を矯正する「ホーマン体操」、足の指をグーパーと動かし、指を開く「母趾外伝運動」などがあります。これらのトレーニングを行うことで、軽度から中度の症状については痛みの軽減が期待できるため、意識して行うことがポイントになります。