悩みタイトル

産後腰痛 について

産後腰痛とは?

妊娠中に腰痛を感じる方も多いのではないでしょうか。出産後も腰痛が続くことを産後腰痛といいます。実際に約70%の女性が経験するそうです。

①出産によるホルモンバランスと骨盤の変化
ホルモンの影響で骨盤が広がり、産道が作られます。この骨盤の広がりに伴い内臓が下がり、反り腰を助長することがあります。

②出産後の運動不足による筋力低下
出産後は筋力トレーニングを行う機会が減り、アウターマッスルやインナーマッスルの筋力が低下します。そのため、体の負荷に耐えられなくなり、腰に負担がかかりやすくなります。

③育児による姿勢の変化

④婦人科系疾患

産後腰痛の根本原因は?

産後腰痛の根本原因について

①出産に伴うホルモン・リラキシンの分泌
出産により、骨盤を広げるホルモンであるリラキシンが分泌されます。このホルモンは、赤ちゃんが産道を通りやすくするために分泌されますが、産後も骨盤が緩んだ状態が続きます。骨盤が緩んだままだと姿勢が悪くなり、腰や背中の筋肉に負担がかかり、腰痛が引き起こされることがあります。

②リラキシンによる骨盤の変化と内臓下垂
リラキシンの影響で骨盤が広がり、内臓が下がって胎児を受け入れる空間が作られます。胎児が成長するにつれてお腹が前に出ていき、それに伴い骨盤が前傾し、反り腰が誘発されます。女性は思春期になると体型が変化し、女性らしい体型になる過程で反り腰気味になることがあります。妊娠によってその反り腰がさらに強まり、腰に負担がかかり、痛みが生じやすくなります。

こんなお悩みはありませんか?

産後腰痛画像01

産後背中よりの腰が痛くなる
産後骨盤よりの腰が痛くなる
産後お尻が痛む
産後起き上がりやしゃがみ動作が辛い
産後赤ちゃんを抱っこするのが辛い

これらに該当するものは産後の骨盤の広がりによる産後腰痛のケースが多いです。

産後腰痛に対する当院の考え

当院では、産後腰痛に対して放置せず、早期に施術を行うことを最優先にしています。なぜなら、放置すると骨盤の柔軟性が失われ、脳内でそれが正しいと認識されるため、元の状態に戻すことが難しくなるからです。

骨盤が元に戻らないと、骨盤の広がりが固定されてしまい、仙腸関節痛や骨盤の広がりによる腰部筋肉のストレスが増し、痛みが残りやすくなります。骨盤の広がりが固定されると、回復が難しく、腰痛と常に付き合わなければならなくなる可能性があります。その結果、安定した育児や仕事復帰が難しくなることが多くなります。こうした事態を避けるために、当院では施術を優先して行っています。

産後腰痛はなぜ起こるのか?

産後に腰痛が起こる原因として、産後の身体の状態が骨盤の歪みや周囲の筋肉の緩みが影響しています。この状態で長時間立ちっぱなしで料理をしたり、長時間座って授乳をするために前かがみになったり、抱っこ紐で前抱きすることで猫背になったりすると、同じ体勢が続くことで腰への負担が増し、痛みが生じる可能性があります。同じ動きや体勢を続けることにより、筋肉に負担がかかり、硬くなることで血行不良を引き起こす原因にもなります。

産後腰痛を放っておくとどうなるのか?

産後腰痛画像02

産後腰痛を放っておくと、痛みが悪化したり慢性化する可能性があります。

産後の骨盤の状態は、骨盤が開いて歪んでいるため、産前と同じ状態ではありません。骨盤が開くことで、内臓や臓器が下に下がり、ぽっこりお腹になることがあります。その結果、お腹を突き出して歩くことになり、バランスを整えようとするために腰に負荷がかかり、痛みが生じることがあります。

腰痛でお悩みの際は、一人で悩まず、改善できる施術があるので放っておかずなんでもご相談ください。

産後腰痛に効果的な当院の施術メニューは?

当院のメニューでは、産後骨盤矯正をおすすめしています。

日常の悪い姿勢や運動不足、ストレス、内臓疲労などが原因で骨盤が歪むことがあります。産後骨盤矯正は、その歪んでしまった骨盤を本来あるべき位置に戻す施術です。これにより、神経や血管の圧迫を防ぎ、腰痛の軽減が期待できます。また、骨盤が整うことで、授乳がスムーズになり、肌がきれいになるなど、日常生活にも良い影響を与えることがあります。

お一人お一人に合わせたメニューで行っておりますので、ぜひ一度お試しください。

その施術を受けるとどう楽になるの?

産後腰痛画像03

骨盤に歪みがあると、傾きを補正するために筋肉の張りや緊張が生じ、痛みや違和感を引き起こすことがあります。歪みを修正することにより、これらの症状を軽減することが可能です。また、体全体のバランスを良くすることで、腰痛だけでなく肩こりや膝の痛みの軽減も期待できます。

女性の場合、骨盤の中に子宮や卵巣があるため、骨盤が歪むとそこを通る神経や血管が圧迫されることがあります。この圧迫を防ぐことで、生理痛や冷え症など腰痛の原因を軽減し、腰の負担を和らげることができます。

産後腰痛を軽減するために必要な施術頻度は?

紹介イメージ

産後2ヶ月くらいから骨盤が安定する6ヶ月くらいまでの4ヶ月間が最も効果が期待できるとされています。

一般的に、産後2ヶ月から骨盤が安定する6ヶ月くらいまでの4ヶ月間に、定期的に正しい骨盤矯正を行うことで、開いた骨盤を整え、安定させることができると考えられています。

施術回数は患者様によって異なりますが、施術を受けた日からなるべく2、3日以上空けないように指導しています。最低でも週に1回の受診を推奨しております。