スポーツ障害
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スポーツをしていてお身体に痛みや違和感が出た方
(例)
野球をしていて、投球中や投球後に肘に痛み、違和感が出た
テニスやバドミントンをしていて、打つ際や打った後に肘に痛み、違和感が出た
サッカーをしていて走っている際や接触した際、ボールを蹴った後に膝、足首に痛み、違和感が出た
ゴルフをしていて打った際や打った後に腰に痛み、違和感が出た
相手選手との接触で痛み、違和感が出た
練習中に何も変なことをしていなくても違和感が出始めた
痛みはないが関節や筋肉に腫れや熱感がある、また動かしにくい
もともと身体の硬さが強い -
そもそもスポーツ障害とは?当院の考え
そもそもみなさんはスポーツ障害と言われて何を思い浮かべますか?
スポーツ障害とは、スポーツをしていて起こる障害を総じて示します。
ただ、みなさんがイメージしやすいのはスポーツをしていて痛みが出たという場合ではないでしょうか?
実はスポーツ障害とは痛みだけではないのです。スポーツをしていての痛みはもちろん、違和感が出たり、腫れや熱感があったりする場合もスポーツ障害に含まれます。みなさんもこんな経験はないですか?
スポーツをしていてなんとなく筋肉や関節に違和感が出たことが。
その違和感、実はお身体からの危険サインです。
痛みももちろん危ない状態ですが、違和感も危ない状態なのです。痛みなどの症状が出ていなくても、これ以上続けると痛みに発展したり、下手をするとずっと障害の残る恐れもあります。その障害はスポーツをしている時だけでなく、日常生活においても影響が出てくる可能性があります。実際にスポーツをしていて違和感が出ていた選手が、それを危険視せず、大会も控えていたため練習を続けていた時に大きな怪我や障害に発展した症例もあります。スポーツ障害とは、痛みだけでなく違和感なども含まれるのです。
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スポーツ障害を放っておくとどうなるのか
スポーツ障害は放っておくと、より大きな障害へと繋がります。
ラグビーを例に挙げてみましょう。
ラグビーは接触プレーがメインですので、当然接触することによって大きな怪我が出ることがあります。大会になれば選手は連日の試合でボロボロになりながら試合を続けていきます。スクラムを組んでいて腰に違和感の出た選手がいます。スポーツにおいてだけでなく、日常生活だけでも腰の違和感は大きな障害に繋がる恐れがあります。しかしその選手は試合に出たいため誰にも何も言わずそのままプレーを続行していました。その試合は大きな障害へと繋がりませんでしたが、次の試合、スクラムを組んでいて腰に痛みが出て、ヘルニアへと発展してしまいました。これは一例ですが、どんなスポーツにおいても、どのお身体の部位でもあり得る話なのです。
スポーツ障害を放っておくと、より大きな障害へと確実に繋がります。 -
スポーツ障害にはどんな施術メニューがおすすめですか?
当院では、スポーツ障害に対して、痛みをなくす為の治療と、違和感やより大きな障害へと発展させない為の予防の治療があります。
痛みをなくす為の治療は、手技療法や電気治療、鍼治療です。主に痛みの出ている筋肉や関節に対してのアプローチとなります。
筋肉は痛みが出ている時、かなり緊張が強くなり硬くなります。筋肉が硬くなることで神経や血管を圧迫してしまい痛みに繋がります。硬くなった筋肉をそのままにしておいても痛みは取れず、別の大きな障害につながる恐れもあります。なので筋肉を緩めていく必要があるのです。筋肉を緩めるためには、手技療法、電気治療、鍼治療を、お身体の状態に合わせて治療していきます。
また関節についてはなかなかアプローチを加えにくい部位になります。そこで電気治療をすることによって、関節内の痛みの出ている組織までアプローチを加えていき痛みを取っていきます。違和感やより大きな障害へと発展させない為の予防の治療としては、矯正治療があります。アプローチするのは骨格に対してがメインです。
少しでも違和感の出る方は、お身体の使い方がアンバランスで骨格も正常位置からズレてしまっています。ズレていることにより全体の使い方もアンバランスになり偏りが出てきます。そうすると使いすぎなどでのスポーツ障害にも繋がるので矯正治療が有効になります。
また、パフォーマンス向上にも矯正治療は効果が高いです。 -
その施術を受けるとどう軽減するのか
痛みをなくす為の治療を受けると、単純に痛みを取り除くことができます。ひとまず痛みのみを取りたい方はここだけでも治療を受けて競技に復帰していきます。
ただ、治療家としては痛みのみを取って治療を終えるのはお勧めしません。なぜなら、痛みだけを取って終えても再発のリスクが高いからです。痛みのみを取っても痛みの出てしまう原因は1つも変わっていません。
なので、再発のないよう予防の治療まで行うことを治療家としては推奨しています。予防の治療まで行うと、痛みの出ている原因の1つであるお身体の骨格の歪みを整えることができます。骨格を正常位置に整えることで、アンバランスなお身体の使い方を修正しやすくなり、痛みや違和感の出にくいお身体をつくっていくことができます。
また、骨格を正常位置に整えることによって動作的にも予防につながるのとともに競技パフォーマンスを上げることにも繋がります。
もちろんお身体の使い方を覚えていったり修正しながらの治療にはなりますが、効率よく予防からパフォーマンス向上に繋がることができます。
改善するための通院(施術)頻度は?
改善する為の頻度は週2回以上は来院して治療を受けていただく必要があります。
なぜなら、始めたての頃やしばらくは治療効果が日々の生活も含めた負担がかかることによって長続きしない為です。スポーツはもちろん、日常生活を送っている中で筋肉を使わないようにしたり負担をかけないように生活することは不可能です。そこで筋肉を使ったり負担をかけてしまうことで、普段のお身体に少しずつ戻ってしまいます。戻りきる前に治療を受けることで改善に向かうことができます。もちろん週2回以上これるとそれだけ治療効果を上げることができます。
また、最終的に治療を終えるまでに1年はかかります。なぜなら、矯正をして骨格を整えるのには時間がかかるからです。歯の矯正も2〜3年必要ですし、歯以外の骨格も同様になります。
しっかり治しきる方は1年通って治療されています。